冬眠から覚める | 14:45 |
春のような暖かい日が続いていましたが、今朝は、雪がちらちらと舞う、寒い朝でした。
先日、外回りの掃除をしていた時、手のひらくらいの石を持ち上げると、小さな小さなカナヘビが、丸くなって寝ていました。色が赤茶色っぽく、2cmくらいの大きさでしたので、まだ赤ちゃんですね。生まれて、間もないのかしら。
「わ!!ごめんなさい!!」と思わず、呟いて、石をそーっと元に戻しました。カナヘビは、土に潜って冬眠するようなので、暖かい日に一度出てきて、冷えてきて石の下に隠れたのでしょうか。
森の動物たちも、あと少しで、冬眠から覚めるところでしょうか。冬眠から覚めた、カナヘビも、お腹は、ペタンコ。のどもカラカラだそうです。
私たち、人間は、冬眠はしませんが、寒い冬の間は、内省し、夢を暖め、春からの活動の準備をするのに適しているといいます。季節の巡りを、意識して、生活を整えていくことができます。自然から学ばせてもらえることは、尽きませんね。
土の包容力の中で、暖めた種を、外の世界にどう、表現しましょうか。蓄えてきた力や、学んできたことを、どんなふうに役に立てていきましょうか。焦点を絞って、太陽に向かって、伸びていきたいですね。